岡崎市制施行89周年記念式が岡崎市民会館で開催されました。本市は、大正5(1916)年7月1日に全国で67番目、県下では名古屋、豊橋に次いで3番目の市として誕生しました。人口は37600人ほどでしたが、隣接町村の合併や土地区画整理事業などで増加し、現在356000人を擁する西三河の中核都市として発展してきました。柴田市長、小野市議会議長の挨拶のあと、岡崎市名誉市民顕彰の授与式が行われました。今回は江橋節郎氏が岡崎国立共同研究機構生理学研究所所長、機構長を歴任され、カルシウムによる単胞機能の制御を証明するなど、生理物理学及び薬理学の研究を通じ、公共の福祉の増進に貢献されたことで授与されました。また、市功労者、自治功績者、教育功績者、産業功績者、民生功績者、保健衛生功績者、土木交通功績者、消防功績者、多額寄附者、篤行者の方々が岡崎市表彰条例により表彰されました。おめでとうございました。
先日、委員会が開かれ、我々の委員会で「起震車の取得について」説明がありました。新しい起震車の特徴は、4tシャーシを採用し、起震装置はコンピューター制御により、前後、左右、上下方向にそれぞれの油圧シリンダーを作動させた三軸方式を採用してます。その他に、体の不自由な人にも安全に体験できるように、車椅子の方には車椅子搭乗用リフターを設置し、目の不自由な方にはナレーションや地震効果音で、耳の不自由な方には映像で表示できるようになっています。また、国際化に対応した幅広い啓発活動を行うために、再現地震、地震階級についての説明を日本語の他に英語、中国語、韓国語、ポルトガル語の5ヶ国語で説明できます。名称は、現在の「マグマ号」が、昭和56年から24年間、市民から親しまれた愛称なので「マグマ号」を継承したいとの事です。指導内容については地震発生で、まず最初に行動することは「身の安全」ということで、例えば机の下に身を寄せ、地震が治まったところで、すばやく火の始末を行うように指導していきたいとの事でした。その他、条例の改正など説明がありました。
私が所属している主要施設建設検討特別委員会の行政調査がありました。本市は市民病院跡地に、PFI方式による「げんき館」の建設を予定しています。PFI方式とは、簡単に言えば、市の発注により、公共施設などの建設、維持管理、運営を民間の資金、経営能力、技術的能力によって活用し行なう新しい手法です。すでにスタートしている兵庫県加古川市「市立総合体育館」、岡山県岡山市健康増進余熱利用施設「コート岡山南」に行ってきました。兵庫県は来年平成18年に「のじぎく兵庫国体」が開催され、この市立総合体育館がバレーボール、ハンドボールの会場になるため、それに間に合わせるために、この事業がスムーズに進んだという印象が残りました。岡山市「コート岡山南」はプール、温浴施設、ジム、スタジオなどのスポーツ健康増進の施設です。民間で実績のあるスポーツ会社が運営していることでノウハウも充実していて、平日、昼でも非常にたくさんの入場者でした。隣の環境センターからの余熱をプールや入浴施設などに利用している点が特徴です。
日進市岩崎町にある不登校児童対応クラブ『オアシス』」を訪問し、代表の白上永さん、成田智子さんにお話を伺いました。何らかの理由で学校に行けなくなった不登校児のために一戸建て住宅(これをオアシスと呼んでいる)を提供し、夢、目的、生きがいを探し、それに向かって何をすべきかを考えています。利用する人たちのルールは「強制しない」「傷つけない」の2つだけなんです。月曜日、火曜日、木曜日、金曜日いつ来ても、いつ帰っても自由です。利用料金をもらって(日進市以外から利用者がたくさんいるため補助金はなく)運営しているが、資金的には厳しく、白上さんは夜、宅配便のアルバイトをしているとの事。後継者を含めて、NPO(特定非営利活動法人)登録の準備中です。
第17回、仲よし会主催の「歌と踊りの祭典」がせきれいホールにて開かれ、聴きに行きました。仲間でカラオケを楽しんでいる仲よし会が主催し、この他、同じカラオケのオーロラの会、睦会、ほのぼの会、岡崎五万石保存会、歌謡舞踊の美華会などが協賛しています。今年は初めて岩津の「ふるさと会」とタイアップして「岩津小唄」が歌と踊りで披露されました。津軽三味線の桑原慶秋会、フラメンコダンスのラ・クラベリータのメンバーも花を添え、総勢約180名が出演し、歌あり、踊りあり、ダンスありの、とても華やかな発表会でした。午前9時から始まり、午後5時半までの長時間でした。二村昌弘会長はじめ会員の皆さんお疲れ様でした。私も得意の曲を一曲ご披露と思いましたが、歌うには修行が足りず、今回は遠慮させていただきました・・・。(歌える日がくるのだろうか?)
境内の若葉も一段とさわやかさを感じさせる季節となりました。岡町船山神社にて、大自然の恵みのもとに豊かな実りの秋を迎えることのできますようにと、春の祈願祭が執り行われました。どうしてこの格好をしているのかというと、今年、私は年行事大宮係を仰せ使って、太鼓を打つ係をいただいたからです。(神前で緊張しながらもなんとか無事終了)。社務所にて直会があり、出席された町内の各役員の皆さんと懇親を深めさせていただきました。その後、せきれいホールにて、NPO法人岡崎自立生活センター『ぴあはうす』チャリティー企画「自分に向けて」と題した浄土宗西居院、廣中邦充(ひろなかくにみつ)和尚、岡崎在住のバンド「PEACE!!」のトーク&ライブを聴きに行きました。