交通安全・地域安全市民総決起大会に参加しました。交通事故の状況は、死亡事故は減少し、事故件数、負傷者数は増加傾向にあります。クルマ社会で考える事は、これだけ技術が発達し、各自動車メーカーがキープレーン、感知ブレーキ、自動車庫入れなど自動運転化が進んで、GPS、ETCも発達し、オートドライブの完全化が目前です。そうなればクルマは快適な居住移動空間となり、多くの人たちはそれを支持し、少数派がファン・トゥ・ドライブを自己責任で運転するという二極化になると思います。この事を自動車評論家の徳大寺有恒氏に聞いた事があります。その答えは、完全自動運転システムは当分無理。その理由は、ドライバーの責任から自動車メーカーの責任になるから、それは絶対やらない。あくまで自動車の運転は自己責任というのが原則という事でした。ドライバーの皆さん、ハンドルを握るときは常に「自己責任」を意識し、安全運転を心掛けましょう。
本市は、一般会計実質2.4%増943億6000万円の平成17年度の当初予算案を発表しました。柴田市長は「厳しい財政状況を踏まえ、各施策の重要度、緊急度を考慮しつつ、防災・防犯対策や市民協働の推進、少子高齢化対策、循環型社会の構築、都市基盤の整備など増大する市民需要に最大限対応し、三位一体の改革などの地方分権への的確な対応と市民主導型市政の一層の推進による『安心安全のまちづくり』をめざした」として「新しい岡崎創生に向けた安全安心の充実予算」を強調しました。新規事業として、私の目についたのは、社会問題化する子どもの防犯対策に、市立保育園30園に緊急警報装置を設置、小学校の門扉にはインターホンを取り付け、新入学児へ防犯ホイッスル、中学生全員に防犯ブザーを配布するなどです。最近の全国の学校内、通学時での悲しい事件は私自身、子どもをもつ親として非常に心配です。こんなことは本当にあってはならないのです。3月1日開会の市議会定例会に提案されます。
40回目の建国記念奉祝祭が甲山会館にて斉行されました。式典の後、瑞浪生涯学習センター幹事 平林正幸氏「感謝し、思いやる心が人生を変える」の講演がありました。その中で私が特に感じた事は、曾野綾子著「戒老録」で、長くなりますが全文書きます。アフリカをかなりよく知るようになってから、私は、人間の一生に与えられるものに関して、ずいぶん謙虚になってしまった。①一生の間に、ともかくも雨露を凌ぐ家に住め、毎日食べるものがあった、という生活をできたのなら、その人生は基本的に「成功」だったのである。②もしその家が清潔で、風呂やトイレがあり、一応、健康を害するほどの暑さや寒さからも守られており、毎日乾いた布団に寝られて、ボロでもない衣服を身につけて暮らすことができ、毎日、おいしいと思う栄養のバランスのとれた食事を食べ、戦乱に巻き込まれず、病気の時には医療を受けられるような生活ができたなら、その人の人生は地球レベルでも「かなり幸運」だったのである。③もしその人が、自分の好きな勉強をし、社会の一部に組み込まれて働き、愛も知り、人生の一部を選ぶことができ、自由に旅行し、好きな読書をし、趣味に生きる面も許され、家族や友だちから信頼や尊敬や好意を受けたなら、もうそれだけで、その人の人生は文句なく「大成功」だったのである。「起きて半畳 寝て一畳 腹がふくれて子が育ち 雨露凌げば後は贅沢。」当り前のことなんだけど、今の日本人が忘れつつある常識を言っています。モノで満足するのではなく、しあわせはあくまで自分の心が決めるのです。
本市は「環境を話し合う会」を、「岡崎市の環境施策~地域の環境のまちづくり」と題して、1月20日から2月16にかけて市民センター、学区市民ホームにおいて開催中です。美合学区市民ホームでの会に参加しました。環境総務課、廃棄物対策課、環境保全課、ごみ対策課の各課から「岡崎環境基本計画」の5つの目標と主な施策の説明がありました。時間が余るようなら私も質問をしようかといろいろと考えておきましたが、時間が足りなくなり、もっと質問がある方はアンケート用紙に記入して回収、後ほど回答となるほど地域の皆さんの環境に対する関心は高かったです。ここでは自然環境保全事業の指定地域の決定方法や下水管の配備状況、今後の計画、河川の水質調査依頼、1号線交差の交通渋滞の解消、名鉄美合駅踏切の歩道設置、ごみ分別の地域格差、ごみ料金の有料化の時期などの意見、質問、要望がありました。
第13回高年者センターまつりが、社会福祉法人 岡崎市福祉事業団の主催で開催されました。プログラムをみると初日はカラオケ大会や、介護予防3B体操、人形劇団上演、講座展示発表(華道・書道・ペン字・おりがみ・墨彩画)、呈茶(裏千家)とたくさんの内容でびっくりしました。参加された皆さんが、とてもいきいきとされてるのが印象的で、こういう施設活用はとても大事だと思います。私は、茶道 裏千家のお茶を一服いただきました。作法もあまり詳しく知らず、緊張の中、ご迷惑をかけ失礼いたしました。でも最後に、おいしくいただく事が何より大切と先生に言っていただいてホッとしています。後ろの掛け軸には「吟風一様松」(かぜにぎんずいちようのまつ)と書いてあるそうです。
2日目は、埼玉県川口市の「科学館サイエンスワールドについて」です。この施設は、1階の展示空間、2階のスタッフ空間、3階のプラネタリウム空間、屋上の天文台空間に分かれています。実際にプラネタリウムを体験しました。直径20mのドーム空間で、テープ録音ではなく生の声の解説で星座の探し方や、宇宙の誕生について学ぶことができます。1階の展示空間では、色々な実験にチャレンジして(説明書きは一切なし)不思議を解くことができます。私たちが行った時も来館した子供たちがすごく楽しそうにしていました。県内、市内から、たくさんの児童が体験に来館中との事です。私も時間が足りないくらいチャレンジさせていただきました。平成15年5月3日に開館し今はいいと思うが、今後の展開に興味があります。
常任委員会の行政視察に行ってきました。内容は神奈川県横浜市の「学校2学期制について」です。最初に横浜市は人口350万の政令指定都市であり、市長が40歳、教育長が42歳とは驚きました。横浜市は平成15年度、市内59校(小学校29校、中学校24校、盲・ろう・養護学校6校)での試行を経て、平成16年度から学校2学期制を多くの学校でスタートさせました。2学期制にすることで始業式、終業式などの儀式的行事が減り、中間、期末試験も減り、その分授業日数が増えます。前期100日、後期100日の長い学期の中で、ゆとりをもった計画で学校生活を送り、授業時数が増え、基礎、基本の定着が図れます。また区切りを付けるため「秋休み」を設けています(5日間程度で、もちろん春、夏、冬休みもあります)。ちなみに愛知県では隣の豊田市が本年度から全小中学校で導入しています。この2学期制を、より推進するには各学校へ「学校として何が変わるのか」「子供にとって何が良いのか」「結果として学校の成果は」を説明し、保護者、地域の理解を得ることが大切です。そして、あくまでも主役は生徒たちなんです。テーマが大きすぎるので詳しく説明できませんが、興味のある方はまたの機会にじっくりと話合いましょう。
福島市役所にて「都市圏TDM施策」の取り組みについて聞きました。TDMとはTransportation Demand Management(交通需要マネジメント)の略で、簡単に言うと交通行動を工夫(時差出勤、電車、バス、自転車)することにより、交通渋滞を軽減し、交通をスムーズにしていく事です。市では今まで190円が大半の市内循環バスを、100円のバス運行にし、費用は地元企業福島交通、国補助、市補助のそれぞれ三分の一ずつ負担して実施しています。その他、ノーマイカーデーも実施しています。環境やエネルギーでの社会的な損失や時間やイライラ、交通事故など個人的な損失を防止するためにも大切な取り組みです。
青森市駅前再開発ビル「アウガ」(津軽弁で「会おうよ」の意味もあり公募で決定)の5階に男女共同参画プラザ「カダール」(これも津軽弁で「語る」の意味もあり公募で決定)があります。私が1番に感じた事は、このアウガは地下1階が生鮮食料品の販売とレストラン、1階から4階が衣料品や100円ショップなどの専門店、5階6階が団体施設、そして、7階8階がなんと市図書館なんです。岡崎市も現在、新図書館を建設検討中ですが、市民の皆さんにこういうアプローチの仕方もあるのだなぁと思いました。建築のデザイン性、カラーリングは目を惹きます。図書館を利用する人が買い物をし、買い物をした人が図書館を利用するといった相乗効果もあると思います。ロッカーも冷蔵庫付きで買い物の後、利用しやすくなっていて、もちろん駐車場のスペースも万全です。