第68回 全国都市問題会議に出席しました この会議には昨年も出席し 講師や講演内容がとってもよかったので 今年も早々と予約を入れておきました 今回も素晴らしく 特に川勝平太国際日本文化研究センター教授の講演 日本の風土性から北海道・東北は「森の洲」 関東地方は「野の洲」 中部地方は「山の洲」 西日本は「海の洲」の4つの洲(州ではなく[島]からなる国であることを強調)にし 新首都を那須地域に「鎮守の森」として提案 権限(仕事) 財源(カネ) 人材(ヒト)を「三位一体」として 中央政府に蓄積されたそれらの力を一括して4洲に委譲するという話にはそれぞれ正確なデータに基いていて説得力があり興味をもちました また 建築家 安藤忠雄(東京大学名誉教授)さんの「前に目標があると日本人は強い」「お金ではなく創造力で生きていく時代」「「昔みたいに無我夢中で生きているか それができなければ引退」「街に夢をかけて作ったものがあるか その街にしかないものがあるか 所有するのではなく使用する街にしなければならない」など 聞いていて時間があっという間に過ぎてしまいました その他 小菅正夫旭川市旭山動物園園長 安井潤一郎早稲田商店会長(衆議院議員) 齋藤未来㈱ナムコキャスティングディレクターのお話など新しい発想で参考になりました
石垣市:石垣市集中改革プラン 石垣市:健康福祉センター 南風原(はえばる)町:環境の杜 ふれあいセンター 以上について説明を聞きました 写真は市長の市民への決意「人一人のいのち地球より重い」で 健康福祉センターの正面玄関に掲げています 特筆すべきは市長の英断でバリウムより発見率の高い胃カメラによる胃がん検診 触診より発見率の高いマンモグラフィ(乳房エックス線撮影装置)検診車導入や通風検査 子宮がん・乳がん・前立腺がん検診などがあります 感じたことは 市長は県立病院長を経て市長になり現在4期目 専門分野の「生命と健康増進・健康検診の充実・福祉」の活動拠点として2002年(平成14年)4月1日に健康福祉センターを開所しました 自己の実績に基づいて信念をもって実行することの大切さを教わりました
岡崎市役所 市民文化部 牧野嘉明部長から組織内容・重点事項・市の犯罪発生状況の推移・青色回転灯申請状況などについて説明を聞きました 市民文化部の組織は市民課が岡崎・大平・東部・岩津・矢作・六ツ美・額田の各支所に分かれています その他 市民協働推進課 安全安心課 文化国際課 青少年女性課 国保年金課があります 重点事項として 地域住民・警察・自治体等が連携を強化し犯罪や事故のない「安心で安全なまちづくり」の推進やボランティア・市民活動支援 文化施設管理運営・整備 地域交流センター建設 男女共同参画推進 青少年の健全育成などを掲げています 犯罪発生状況は平成17年で街頭犯罪は約5222人 種類は車上狙いがダントツで次に 部品狙い 自転車盗 自販機狙い 自動車盗 オートバイ盗 ひったくり 恐喝 強制わいせつ 強盗の順です 地域安全ボランティア 登下校ボランティアなどのボランティア団体も各学区 各町内でどんどん発足しています 青色回転灯の申請も県内でくらべると とても多いとの事でした
市制90周年記念 岡崎市環境シンポジウム 2006に出席しました 「地球温暖化防止へ・・・おかざきの挑戦」と題して音楽家のゴダイゴのボーカル タケカワユキヒデさんの講演や岡崎市地球温暖化防止隊の発足宣言 温暖化防止隊による廃油固形石鹸つくり・人力発電・自動車の排ガス調べ・酸性雨模擬実験の体験コーナーなどがありました 講演では 高度経済成長期にゴミの量と質が劇的に変わり 人口も増え プラスチック製品など土に還らない製品が増え 逆に土は減っていった これからは 生産者は土に還る製品をつくる 大人たち消費者はそれを積極的につかう 子ども達にはどんな製品も土に還る原料でつくれるような研究者になってくれと言い続ける また家族で身近にゴミ問題 CO2問題 エネルギー問題の環境問題を話し合う事も大切だそうです それと 会の主旨上ノーネクタイなどのクールビズでの参加の呼びかけが参加者の地球温暖化防止・温室効果ガス削減の意識向上にもつながるので必要だったのではと思いました
岡崎市消防本部 平山雅之消防長から消防の現状(消防機構 職員の配置状況 消防職員・救命士・特車等の状況 通信指令室の改修 住宅用火災警報器の設置義務)と今後の課題(消防力の充実強化 高規格救急車の更新・救命士の目標 救急車の適正利用 防災防犯協会の今後の諸問題)について説明を聞きました。 救急車の出場件数は、毎年増加していて、平成17年中は13578件で、急病が全体の約60%を占め、続いて交通事故が約13%、一般負傷が約12%で、搬送された傷病者のうち、結果として約70%が入院加療を必要としない軽患者です。 要因として、少子高齢化社会による高齢者の増加、核家族化、救急車利用のモラルなどが考えられるが、救急車には限りがあり、本当に救急車が必要な重症患者への対応に支障をきたすことも予想されるとの事でした。 また、消防テレホンガイドの「℡21-0119」に電話すると「只今のサイレンは○○町の建物火災で消防車が出動しております」といった音声ガイドが流れるようになっています。