
平成22年度の予算概要の説明がありました 一般会計当初予算は1192億4000万円で前年度対比8.1%増 特別会計は646億6642万円で21.1%減 企業会計303億9058万円で2.5%減 総額2142億9701万円で4.1%減となりました 歳入は市税が景気後退から前年度から36億円減少(個人市民税が約35億円減少) これは景気回復がない限り 今後も予算に影響を与えます 歳出の新規事業は 子ども手当支給業務78億円(中学校修了までの児童1人につき月額13000円支給) ご当地検定実施業務160万円(岡崎 家康公検定を秋頃実施予定) 小学校英語指導補助者派遣業務1182万円(英語に堪能で小学校英語に理解のある地域の人材を授業に派遣)の3つで その他 新一般廃棄物中間処理施設建設事業84億5439万円 東岡崎駅周辺地区整備事業2億8994万円 藤川地区整備推進事業10億8655万円 中学校新設事業43億462万円 旧本多邸復元活用事業1億2897万円などがあります また 主な歳出抑制として 納期前納付報奨金 衛生委員関連業務 寿バス優待券給付業務 額田保健センター施設管理運営業務 出産祝金支給業務 私立高校等授業料補助業務が廃止となりました

この特別委員会は新しく設置された委員会です 今回は交通安全対策 防犯対策について 本市の状況の説明がありました 平成21年の交通事故死者数は前年の7人から大幅に増加して19人でした 県内では一宮市と並んで県下ワーストワンです 平成22年2月14日現在で 本市は6人でワーストワンです 「ストップ・ザ交通事故」は市民の切実な願いです 防止に向けて様々な取り組み内容が予定されています また 刑法犯発生状況は減少傾向にあるものの 市内で平成21年で5506件(平成20年5657件)発生してます ちなみに美合学区は平成21年106件(平成20年118件)です 対象罪種とは侵入盗 ひったくり 自動車盗 オートバイ盗 自転車盗 部品ねらい 自販機ねらい 強盗 恐喝の10罪種です

・宇都宮市「新交通システム」 ・山形市「仕事の検証システム」 ・秋田市「秋田駅周辺のまちづくり」 以上 公共交通対策 事業仕分け 主要駅建設周辺整備の問題で調査研究視察を行いました どれも重要な問題ですが その中の山形市「仕事の検証システム」は 財政状況が厳しくなり 従来の「あれもこれも」から「あれかこれか」へ発想を切り替え 財源に合わせながら行政課題に取り組んでいます そのために事務事業評価も自己検証と外部検証の2段階で実施し 検証結果の客観性と市民目線を重視するということでスタートしています 自分たちの仕事をおさらいし 点検をしているという意識改革があり また共創による仕組みづくりで山形市をよくするという強い決意が感じられました

・尾道市みつぎ総合病院「地域包括ケアシステム」 ・広島県立広島病院「地域がん心象連携拠点病院」 以上について委員会メンバーにて視察を行いました 地域包括ケアシステムですが 地域包括医療とは「地域に包括医療を 社会的要因を配慮しつつ継続して実践し 住民のQOL(クオリティオブライフ:生活の質)の向上をめざすものであり 包括医療・ケアとは治療(キュア)のみならず保健サービス(健康づくり) 在宅ケア リハビリテーション 福祉・介護サービスのすべてを含有するもので 施設ケアと在宅ケアとの連携及び住民参加のもとに生活・ノーマライゼーションを視野に入れた全人的医療・ケアである 地域とはAreaではなくCommunityを目指す」と定義づけています 実際に訪問看護や訪問リハビリを実施し 在宅老人は増加したが在宅寝たきり老人は減少しています 病院事業管理者の「手術をして命を助けていくほど寝たきり老人が増えた そこで寝たきりゼロ作戦を実施したことが原点 待ちの医療から出前の医療へと変化した」との言葉が印象に残りました 今後は高度医療の充実・IT化 病院としての機能強化を図りたいとのことでした