先日 テレビで全国高校総体の剣道競技のテレビ中継があり観戦しました 実は剣道のテレビ中継は年に一回 全日本剣道選手権大会ぐらいなのです・・・ 高校剣士のハツラツとした スピード感にあふれる竹刀さばきに熱中しました また 勝っても負けても相手のことを思い感情を表に出さず ガッツポーズをしない姿に武士道精神を感じました 観戦後 早速 木刀で素振りをしてしまいました・・・ そういえば 高校の道場に「観の目は強く 見の目は弱く」と書いてありました これは遠き所を近く見て 近き所を遠く見ることで 決して相手の剣そのものを見てはいけないということです 実際に随分心がけました 新渡戸稲造「武士道」 宮本武蔵「五輪書」(地・水・火・風・空の五巻に分かれる) 沢庵「不動智神妙録」(物一目見て その心を止めぬを不動と申し候が有名) 山本常朝「葉隠」(武士道と云うは死ぬ事と見付けたりが有名)などを読むと 古臭いと言われそうですが「武士道」に学ぶべきところが現代にもあるのではと個人的に思います
本市の平成21年度の入札・契約制度改正について総務部契約課より説明がありました 入札監視委員会が2年間の活動結果をまとめて「入札手続等に対する意見書」を市長に提出し この提言を受けて入札・契約制度を次の通り改正しました ①ランク別一般競争入札から標準的な一般競争へ変更 ②総合評価方式の本格実施(設計金額5000万円以上のすべての工事を対象) ③経済の急激な冷え込みに対応するため参加者を市内限定とする発注強化 ④工事資金調達支援 ⑤低入札調査制度から変動型最低制限価格制度への移行 ⑥新財務会計システムにあわせた契約業者管理システムの導入 ランク別発注方式は高額工事は大企業のみ 低額工事は小企業のみという制度で それが今回標準的な一般競争入札になり 小規模業者の受託機会が確保されるように留意されていると思います また 標準点に企業実績 企業成績 技術者実績 保有資格 継続教育 障がい者雇用 男女共同 災害協定 ボランティア ISO取得などの加算点を追加し入札順位が決定します しかし 実施するといろいろな問題が出てくることも予想されます 本市としては実績を含めて 今後入札監視委員会などの意見を聞き 対応を考えたいとのことです
岡崎市民病院の木村次郎病院長に医療の現状と展望について 今回は特に外科領域を中心に説明を聞きました 今 各地で医師不足が問題になっています 原因は医師不足→医師疲弊→離職促進→医師不足→受診制限→信頼喪失・経営悪化→離職促進→医師不足という負の連鎖です 実際に本市の周辺の公立病院はこれになりかけています そこで若手が集まる条件は①良質なスタッフ・指導医②最新の設備・医療機器③豊富な症例が挙げられ 中堅・指導医が集まる条件はそれに正当な評価が加えられます また 医療の現状として 医療計画の基本となる医療圏の設定が不適切で 具体的には西三河南部医療圏(岡崎、碧南、刈谷、安城、西尾、知立、高浜)の人口1088000人は 都市が集中し 広域で人口も多いとのことです 市民病院に対する病院長の熱い思いが伝わりました 良質な人材が集まり 医療の質が向上し 人気病院となり経営が安定することで 待遇安定・高度医療機器導入を実施して 患者さん 病院職員の方々 地域の皆さんが共に満足する病院を目指してもらいたいと思います