・宇都宮市「新交通システム」 ・山形市「仕事の検証システム」 ・秋田市「秋田駅周辺のまちづくり」 以上 公共交通対策 事業仕分け 主要駅建設周辺整備の問題で調査研究視察を行いました どれも重要な問題ですが その中の山形市「仕事の検証システム」は 財政状況が厳しくなり 従来の「あれもこれも」から「あれかこれか」へ発想を切り替え 財源に合わせながら行政課題に取り組んでいます そのために事務事業評価も自己検証と外部検証の2段階で実施し 検証結果の客観性と市民目線を重視するということでスタートしています 自分たちの仕事をおさらいし 点検をしているという意識改革があり また共創による仕組みづくりで山形市をよくするという強い決意が感じられました
・尾道市みつぎ総合病院「地域包括ケアシステム」 ・広島県立広島病院「地域がん心象連携拠点病院」 以上について委員会メンバーにて視察を行いました 地域包括ケアシステムですが 地域包括医療とは「地域に包括医療を 社会的要因を配慮しつつ継続して実践し 住民のQOL(クオリティオブライフ:生活の質)の向上をめざすものであり 包括医療・ケアとは治療(キュア)のみならず保健サービス(健康づくり) 在宅ケア リハビリテーション 福祉・介護サービスのすべてを含有するもので 施設ケアと在宅ケアとの連携及び住民参加のもとに生活・ノーマライゼーションを視野に入れた全人的医療・ケアである 地域とはAreaではなくCommunityを目指す」と定義づけています 実際に訪問看護や訪問リハビリを実施し 在宅老人は増加したが在宅寝たきり老人は減少しています 病院事業管理者の「手術をして命を助けていくほど寝たきり老人が増えた そこで寝たきりゼロ作戦を実施したことが原点 待ちの医療から出前の医療へと変化した」との言葉が印象に残りました 今後は高度医療の充実・IT化 病院としての機能強化を図りたいとのことでした