3月議会が開会し 1日に市長提案説明 本日から各派の代表質問が始まりました 代表質問の主な内容は 市民休養施設 桑谷山荘の今後の方針について 昭和45年開設 約40年間で利用者数約140万人だが 電気 空調 衛生設備の老朽化による大規模改修が必要で これから数年で総額6億3400万円 プラス毎年の管理費が約1億円かかる 厳しい財政状況 レジャーの多様化 民間宿泊施設の充実などを考えて 行政が宿泊施設を行う必要性を問われているとして 平成24年度末で廃止する方向 また 旧本多邸復元再築の理由 必要性については①文化財的価値が高く復元してこそその価値がある ②寄付された相手方との約束 信義の問題 ③市民協働事業として盛り上がってきている ④建築部材の劣化により先延ばしできないと判断 ⑤教育委員会として全体の事業見直し 予算の目途が立った 活用については 文化財としての価値を下げないようにするため 公共施設として必要な設備以外はオリジナルの復元とし 建築基準法上の建築用途は「美術館・博物館」として位置づけたとの答弁がありました
平成22年度の予算概要の説明がありました 一般会計当初予算は1192億4000万円で前年度対比8.1%増 特別会計は646億6642万円で21.1%減 企業会計303億9058万円で2.5%減 総額2142億9701万円で4.1%減となりました 歳入は市税が景気後退から前年度から36億円減少(個人市民税が約35億円減少) これは景気回復がない限り 今後も予算に影響を与えます 歳出の新規事業は 子ども手当支給業務78億円(中学校修了までの児童1人につき月額13000円支給) ご当地検定実施業務160万円(岡崎 家康公検定を秋頃実施予定) 小学校英語指導補助者派遣業務1182万円(英語に堪能で小学校英語に理解のある地域の人材を授業に派遣)の3つで その他 新一般廃棄物中間処理施設建設事業84億5439万円 東岡崎駅周辺地区整備事業2億8994万円 藤川地区整備推進事業10億8655万円 中学校新設事業43億462万円 旧本多邸復元活用事業1億2897万円などがあります また 主な歳出抑制として 納期前納付報奨金 衛生委員関連業務 寿バス優待券給付業務 額田保健センター施設管理運営業務 出産祝金支給業務 私立高校等授業料補助業務が廃止となりました
この特別委員会は新しく設置された委員会です 今回は交通安全対策 防犯対策について 本市の状況の説明がありました 平成21年の交通事故死者数は前年の7人から大幅に増加して19人でした 県内では一宮市と並んで県下ワーストワンです 平成22年2月14日現在で 本市は6人でワーストワンです 「ストップ・ザ交通事故」は市民の切実な願いです 防止に向けて様々な取り組み内容が予定されています また 刑法犯発生状況は減少傾向にあるものの 市内で平成21年で5506件(平成20年5657件)発生してます ちなみに美合学区は平成21年106件(平成20年118件)です 対象罪種とは侵入盗 ひったくり 自動車盗 オートバイ盗 自転車盗 部品ねらい 自販機ねらい 強盗 恐喝の10罪種です
・宇都宮市「新交通システム」 ・山形市「仕事の検証システム」 ・秋田市「秋田駅周辺のまちづくり」 以上 公共交通対策 事業仕分け 主要駅建設周辺整備の問題で調査研究視察を行いました どれも重要な問題ですが その中の山形市「仕事の検証システム」は 財政状況が厳しくなり 従来の「あれもこれも」から「あれかこれか」へ発想を切り替え 財源に合わせながら行政課題に取り組んでいます そのために事務事業評価も自己検証と外部検証の2段階で実施し 検証結果の客観性と市民目線を重視するということでスタートしています 自分たちの仕事をおさらいし 点検をしているという意識改革があり また共創による仕組みづくりで山形市をよくするという強い決意が感じられました