

今回は北斗市→函館市→旭川市→稚内市と調査研究視察をしました 内容は本市の市民会館などのホールを再建設するときのためホールや図書館機能を備えた総合文化センターや本格的な音楽専用ホールについて 次に本市の東公園内の動物総合センター建設にともなう動物園の機能再構築について また康生地区の中心市街地活性化を考え都市再生プロジェクトで地域住民のための賑わいのある中心市街地づくりについてです ホールは音楽の専門化の意見を取り入れ設計し 建設費 維持管理費(人件費も含) 稼働率が問題です 市街地活性はいつも言われることだがやはりそこに住んでいる人たちの意識が重要で 行政だけでテコ入れしても失敗になるでしょう
本市は新たに2点の改革に取り組みました 1点目は「岡崎市特定建設工事共同企業体運用基準」の改正により 従来JV発注にあっては 原則共同企業体の構成を2社JVもしくは3社JVの結成を必須条件としてましたが 2社JV・単独企業どちらでも入札参加を可能とする「混合入札方式」を導入します これはJVの長所を生かす企業と 単独参加に意欲的な企業の両方の参加を可能にすることで 一層の公正かつ競争機会の促進を期待する競争入札を行うものです 2点目は「談合情報対応マニュアル」の改正です 先般の「市立額田中学校屋内運動場耐震補強工事」に係る入札談合を疑わせる情報への対応では 談合の有無について難しさを実感し このことから 岡崎市公正入札調査委員会の審査の取り扱いを「談合の有無の認定」から「入札の有効性の審議」に審査対象を変更し「疑わしきは入札無効」の選択を可能にしました また 談合等による不正な取引が確認できた場合の賠償金を引き上げ 現行の請負金額の「10分の1」を 通常の場合は請負金額の「10分の2」に 悪質な場合は請負金額の「10分の3」に引き上げます
入札制度について総務部契約課より説明を受けました この入札制度は平成18年度から19年度にかけて「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律(入契適化法)」と「公共工事の品質確保の促進に関する法律(品確法)」を受けて制度改正したものです 入札・契約関連組織(入札参加者審査委員会 低入札価格調査委員会 総合評価審議会 入札監視委員会 公正入札調査委員会)が一般競争入札参加者の資格条件の審査 指名競争入札参加者の決定 総合評価方式の落札者決定基準・落札者決定の審査 情報公開の透明性の確保・チェック 談合情報を疑わせる情報の審査などを行ないます また年度別の入札状況 落札率の変遷 市内業者と市外業者の比率 総合評価落札方式などの説明があり 本市としては市内の業者育成は十分考えているとの事です 総合評価落札方式は施行計画(施行提案・工期設定の適切性) 配置予定技術者の能力 企業の施行能力 社会貢献度 地域貢献度 その他ISOの取得など加算点の合計で評価されます しかし内容についてはこれで決定ではなく今後どのように進めていくか検討されます これからは中小企業に対して現場に対する配慮に特化していくのではないでしょうか

本市の新しい教育長に選任された江村力教育長に「岡崎市の教育の重点」について説明を聞きました はじめに教育改革の動向として教育基本法の改正 教育関連三法案改正 学習指導要領の改正の説明があり 最近は学力低下と言われているが学力の評価が変化したとの事です これからのキーワードは「義務教育の国際化」であり 得た情報から自分の考えをまとめて発信できることが必要になります 要望したい点は中核市なら政令都市なみの権限を与えてほしい 仕事量が増えるが岡崎に根付いた教育ができるし教育のレベルアップにもつながるとの事です また教員免許更新制の導入は10年で更新を目途に講習を受け ペーパーティーチャーはもう一度復帰する時に講習を受けることになるそうです 最後に教育は費用が掛かるが民間企業とちがい費用対効果で評価されるものではないし その効果はすぐに期待できないということに同感です

第21回 生田蛍保存会総会が開催され来賓挨拶しました 今年は例年に比べてたくさんのホタルが見られるそうです 理由は放流するとき流れのあるところに放流すると良いとアドバイスを受け実践したり 餌のカワニナが増えたからではないかとの事です 美合小にはホタル部があります 飼育活動で命あるものに接し 蛍と共に元気に育ってほしいです 第6回 美合学区福祉委員会総会にも出席しました 高齢化が進む中で老老介護も増えています それが原因での介護疲れによる殺人 心中 孤独死が最近話題になります 福祉委員会の活動はそのような事を防止するために見守りの活動(子育て支援 激励訪問 独居老人食事会 老人健康講座)を継続して行なっています 委員長の熱い思いが伝わりました