広島市下水道局の防災、浸水対策について、大州雨水貯留池を施設調査しました。 設置場所は、広島東洋カープの本拠地、マツダスタジアムのグラウンド下に設置しています。貯留量は1万五千㎥で、そのうち一千㎥は球場のグラウンドへの散水やトイレ用水、周辺のせせらぎ水路に再利用しています。 降雨時に既設下水道管の能力を超えた雨水を雨水貯留池に一時的に溜めることで、既存能力の約2.5倍の降雨に対応できることになります。平成30年7月豪雨でも都市機能が集積するJR広島駅周辺地域の浸水に対して調整池として機能を発揮しました。 大規模な地域開発の際には、検討する必要があると考えます。